レートの仕組みご存知ですか?外国為替の基礎知識

外国為替とFXの仕組み

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ニュースなどでしょっちゅう耳にする「外国為替」という言葉。
「今日の外国為替市場の相場は1ドル105円20銭で取引されています」と言ったアナウンスを聞いたことがありますよね。
ではこの「外国為替」とは何なのでしょうか。

そもそも通貨というものは各国の中央銀行がそれぞれ発行しているもので、基本的にその国内においてのみ(より正確に言えば法的な効力が及ぶ範囲内でのみ)通用する物です。
これは外国旅行をする場合によく分かりますよね。
空港についてまず何をするかと言えば、両替です。
国外で円を持っていても取引には使えず、その国の通貨に換金する必要があるからです。
この異なる通貨を交換することを「外国為替」と呼び、特に現金ではなく為替手形や送金小切手といった手段に代えて取引することを指して使われることが殆どです。

毎日ニュースで外国為替市場について報道されることから分かるように、各通貨の価値は日々変化します。
今日1ドルが105円の価値であったとしても、明日には107円の価値に上がるかもしれないのです。
これはその通貨に対する需要と供給の変化によって起こるもの。
その通貨を売りたいという人が多ければその通貨の価値が下がりますし、逆に買いたいという人が多ければその価値は上がるというわけです。
このように取引水準が毎日変わるシステムを「変動相場」と呼び、日本円もこの変動相場の範疇に入ります。
それに対して基本的に為替レートが常に一定である状態を「固定相場」と呼びます。
かつては1ドル=360円と決まっていましたね。
日本円も昔は固定相場だったというわけです。

この相場の変動性を利用して為替の差額で利益を出そうというのが「外国為替証拠金取引」、通称「FX」です。
「証拠金取引」という言葉から分かるように、担保となる証拠金を証券会社などの金融機関に預け、その数倍〜数十倍の資金を借りて異なる通貨の売買を取引していきます。
例えば1ドル=100円の時に10万円で1000ドルを買ったとして、後に1ドル=110円になった時に1000ドルを円に交換すれば11万円を手に入れることができるので、1万円分利益を得たということになりますね。
こういった売買取引のことを「外国為替証拠金取引」と呼ぶのです。